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祝、西川拓巳選手プロテスト合格!

 

西川拓巳選手がPGAプロテストに合格!

 

マスターズゴルフアカデミー生の西川拓巳選手(Takumi Nishikawa)が北海道登別カントリー倶楽部で開催された「2023年資格認定プロテスト」に合格されました!

アカデミー生では、初の合格者。本当におめでとうございます。

 

今年度は、雨や霧で3日目、最終日と2日間に渡りサスペンデッドが続いた激闘。自身の体調を天候に合わせていくことにも、神経を尖らせなければならない過酷な試合でした。

そんな中で、初日68、2日目68とスタートダッシュをかけた西川選手は、6アンダー、15位タイで見事通過。素晴らしい!

 

3日目には、日本シニアツアー出場のため、プロテスト資格テストに参戦した崔 虎星(チェ・ホソン)選手と同組。

コーチの藤井かすみプロによると「明日、チェ・ホソン選手とまわれる」と喜んでいたとのことでした。韓国のベテランプロと肩を並べて闘える環境もまた、彼の気持ちを後押しするきっかけになったかもしれません。

 

 

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想像を超えた過酷な資格テスト

半端な覚悟では乗り越えられない合格率の壁

今年度最終プロテスト合格者は通算イーブンパー、213ストローク46位までの55名でした。

毎年、50 +α名しか合格できない、難関テスト。

 

では、どれほど過酷なのか?

受験者数が減少しているとはいえ、2019年度のPGAプロテストでは、483人受験して合格者が51人、つまり合格率9.5%でした。

女子となれば、2021年度561人が受験し、22人合格となる、合格率3.9%でした。

比較するならば、2022年度の東大受験者数が8,667人、合格者が3,085人、合格率35%と、つまり東大受験よりも難関であることがわかります。

 

プロになることは、ゴルフを職業として追求するための就職活動のようなものです。

この就職活動のために、朝、昼、夜の練習と、日々努力を惜しまなければなりません。

 

西川選手はメンタルサポートの際、「来年はない、という想いでやる」と自身の決意を明らかにしました。

 

100人中、片手で数えられるほどの卓越した技術、メンタル、体力が必要であり、それを持たない限りプロとして成功することは難しいでしょう。

西川選手はその一人に選ばれ、ついにトーナメントプロの仲間入りを果たしました。

 

まだまだ続く茨の道

さらなる高みをめざして

プロテスト合格が最終ゴールではありません。

プロとしてツアートーナメントに参加するためには、毎年開催される「クォリファイングトーナメント(QT)」で出場資格を獲得する必要があります。

QTを通じて初めてツアートーナメントに参加できるチャンスが訪れます。QTには一定の基準を満たしたアマチュアゴルファーも参加することができるため、勝利を手に入れることは容易ではありません。

 

要するに、プロの資格を取得するだけでなく、その後もさらなる競争が待ち受けています。しかし、外柔内剛の西川選手には、茨の道でも勝ち抜く確固たる信念と芯の強さがあります。

 

プロの大会で素晴らしい成績を収め、活躍することを心から願っています。

 

 

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トレーニング中、イエローグラス着用の西川拓巳選手

 

 

 

 

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