脳科学の観点から、スポーツにおける「イメージ記憶」はとても重要だとされています。
「イメージ記憶」とは、視覚的な情報やイメージを一時的に保持し、思い出すための能力です。
これは短期記憶の一部であり、目から入った情報を一時的に保持することができるため、物事を理解し、問題を解決する際に重要な役割を果たします。
例えば、買い物リストの文字や電話番号の数字の並びを読んで理解しようとする際に、そのイメージを記憶に保持することが含まれます。
また、物事についてのイメージを頭の中で作りあげ、それを記憶することを言います。
スポーツで例えると、野球のバッティングや卓球のラリーなど、高速でボールが動くような競技では、プレーヤーはボールを見ながら打ち返しているわけではありません。ボールを見てから反応すると、遅れる可能性が高くなります。その代わりに、プレーヤーは相手がボールを放つ動作から「イメージ記憶」をもとに軌道を予測し、それに基づいて打ち返しています。
優れた選手は、成功したショットや打ち返しに関する多くの記憶を蓄積した選手と考えられます。うまく行ったときのイメージを脳が記憶し、その動作を体に再現させているのです。また、ゴルフなどのボールが静止している競技においても、同じことが言えます。
つまり、この「イメージ記憶」の能力を鍛えることが、イメージトレーニングの最大の目的です。
イメージ記憶の重要性に関する記事はこちらから。
フィジカルトレーニングにパーソナルトレーナーがいるように、イメージトレーニングにも、個々の競技内容に見合ったトレーニングの構築が必要です。
ゴルフなどのスポーツでは、実際のプレー時間が全体の約5%程度しか占めないため、思考の影響が非常に大きくなります。特に、ショットを打つ前の思考がミスショットを引き起こす主要な要因の一つとなります。
さらに、ミスした後に感情に囚われ、切り替えが難しくなり、その後連続したミスを引き起こす可能性もあります。
そのため、選手本人の思考パターンや要因を分析し、十分なヒアリングを行った上で、個別に適したイメージトレーニングプログラムを構築します。
このコースは、試合中の「切り替え力」や「集中力」の向上など、実践に役立つ内容を含んでいます。
クリスタルブランカでは、論理的思考や感覚の調整をサポートするために、特定の「色」を用います。
色は、距離感やフォームといった身体的な感覚に影響を与えるだけでなく、リラックスや集中力の向上といった心理的効果ももたらします。
トレーニングカードやトリガーカラー(きっかけとなる色)を用いたトレーニングを通じて、その時の感情や成功イメージを「色に変換」します。この方法により、選手は思考の影響を受けることなく、自然な形でプレーに集中できるようになります。
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個人によって、必要なトレーニングは異なります。
パーソナルイメージトレーニングでは、内容の構築、実践、フィードバックをもとに、選手が理想の状態へと導けているかの確認も行います。
スポーツメンタルサポート とは違い、
継続的なサポートの実施ではなく競技形態を問わずどなたでも受講可能な単発コースです。
初回 80分 | ヒヤリングと内容の構築 |
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2回目 60分 | 実践後のフィードバックと修正 |
例えば、他のトレーナーに習っているが、イメージトレーニングのみ強化したいなど、ご自身のトレーニングプランに合わせて取り組んで頂くことが可能です。
※遠方の方も受講できるよう、現在はオンラインで対応しております。
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必要な場合は、イメージ記憶を高めるオリジナルの「トレーニングカラーカード」を作成します。
イメージトレーニング 80分(初回) | 9,900 |
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イメージトレーニング 60分 | 7,700 |
延長 10分毎 | 1,100 |
上記価格に消費税は含まれます。
銀行振込とクレジットカード決済があります。