イメージ記憶と色彩の関係
イメージ記憶という言葉を聞かれたことはありますか?
イメージトレーニングのメニューでも取り上げている「イメージ記憶」。
クリスタルブランカのゴルフ用メンタルスキル指導テキストを監修してくださっているプロが、以前このようなことをおっしゃっていました。
「僕は、公式戦で6回ホールインワンしたことがある。非公式なら数え切れない。そして、打つ前に『あっ、ホールインワンしそうだな』という感覚が事前に来る」と。 |
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これは、脳科学の林成之先生の著書でも言及されており、具体的には「イメージ記憶」として説明されています。
つまり、脳で蓄積された過去の成功体験をリアルにイメージし、それを再現できるように、打つ前にしっかりとイメージできる状態を作り出すというアプローチです。
※イメージ記憶についての詳しい内容はこちらから。
スポーツでは、「イメージが重要である」と言われています。
バレーボールのバックトスやバスケットボールの3ポイントシュートなど、一度頭の中でイメージできないことは、実際に身体で再現することが難しいためです。したがって、行動の前にイメージを描き、それを実行するためのトレーニングを行います。
一般的なスポーツでは、イメージするだけで実現可能な動作もありますが、ゴルフなどのスポーツではプレー時間よりも思考に費やす時間が長いため、「プレー時の迷い」など思考の影響を受けないことが重要な課題です。
実際に、ゴルファーのメンタルサポートにおいては、「イメージが湧かなかったから、迷いながら打ってミスした」などの相談事例が多数あります。
そのためには、より「リアルなイメージを描くこと」が大切です。
クリスタルブランカのカラートレーニング
色彩のスポーツへの応用
色彩心理学では、色が感情や気分に影響を与える可能性があるとされています。例えば、明るい色やポジティブな色(例:オレンジ、黄色、明るい緑、明るい青など)は気分を明るくし、ネガティブな感情を和らげる効果があるとされています。
ただし、色の効果は個人によって異なるため、すべての人に同じように効果があるとは限りません。
クリスタルブランカでは、プレーの瞬間の迷いなどの思考を制御し、距離感やスイングなど体性感覚に働きかけるために「色」を活用します。
このトレーニングでは、トレーニングカードやトリガーカラー(特定のシチュエーションや動作を切り替えるための色)を用いてトレーニングを行います。受講者は、その瞬間の感情や成功イメージを特定の色に結びつけることで、成功のイメージをリアルに呼び起こし、思考の影響を気にすることなくプレーに集中するよう促されます。
カラーイメージトレーニング後の感想
ゴルフアカデミー生に対して、オリジナルのイメージカラーを使用したトレーニングを実践に活用した感想をご紹介します。
試合だったのですが、自分の気持ちの切り替えを、しっかりとピンを元気に狙って行くと決めた時のオレンジと、落ち着いて淡々とゴルフをするブルーを、ボールを打つ前に見たりイメージしたりしながらラウンドしました。 特にオレンジの色を見ることで、結果に左右されずに自分のプレーをしようとその一打に覚悟を持ってプレー出来たので想像以上に、色による気持ちのコントロールって凄いなと思いました!! ちなみにその日のウェアはブルーでグリップがオレンジでした!! |
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ブルーグラスを着用中 @マスターズゴルフガーデン三木
カラーイメージトレーニング後の変化
リラックスと集中
アカデミー生たちはこのトレーニングを受けて、プレー中に感じるストレスやプレッシャーを軽減し、よりリラックスしてプレーできるようになりました。特に、自分の成功イメージを特定の色と結びつけることで、プレーの自信が高まり、状況に左右されずにプレーに集中することができるようになりました。
ボジティブシンキング
このトレーニングは、ゴルフの技術だけでなく、メンタル面での向上にも寄与しました。アカデミー生たちはプレーの成功体験をリアルに感じ、その自信がプレー全体にポジティブな影響を与えています。練習や競技において、イメージトレーニングは非常に有益なツールであることが実感されています。
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クリスタルブランカでは、スポーツ心理能力を発展させるために、色彩エネルギーを活用して右脳に直接働きかけます。
この方法により、個人の顕在意識と潜在意識の願望を調和させ、イメージを身体的に再現できる能力を向上させることを目指します。
色彩を活用した脳の「イメージ記憶 」を高める
切り替え、思考制御、感情統制などオリジナルのメンタルトレーニングを。