春は全国大会が目白押し
3月は、ゴルフのプロテストや、国外でQT(クォリファイトーナメント)、各競技の中高全国大会など大きな試合が目白押しです。
何とかそれぞれの想いを達成させてあげたい想いでサポートをしています。
そして、試合の数日前には必ず以下を実施します。
1)不安状態をチェックするテスト
2)試合前の心理状態を確認するテスト
3)潜在意識(本音)を投影する色彩診断
それは、
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どんな想いでその戦いに挑むつもりなのか?
を明らかにするため
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不安感ランキングとは?
全国大会や資格テストとなるとその意気込みはすごく、自分に対する期待感もいつもより増してきます。
だからこそ、普段は感じない「不安」が浮き彫りになってきます。
サポートを通して、ジュニアアスリートが抱える不安感を4つご紹介します。
1)2)は、未来
3)は、対人
4)は、自分の技術
1)2)3)などは自分でコントロールできない「未来」や「人」。
それらに焦点をあてるより、自分に焦点を絞るために
「今、何ができるか?」
「今、何をしたら後悔しないか?」
を常にご自身に問いかけてみてください。
メンタルサポートでは不安感を正しく捉えるトレーニングを実施します。トレーニングを続けると「思考の転換」を自らできるようになり、パフォーマンスに影響を及ぼす不安感は改善されます。
4)は自分の技術に対する信頼感になります。これは、「自信の構成要素」を理解することで解消できます。
こちらは別のトピックでお話することして、不安を解消するステップをご紹介します。
不安になることは悪いことではない
人は、自分を守ろうとする本能的な機能が備わっています。
不安はこれから起こるかもしれない、「自分の心身を傷つけること」に対する予防的反応です。
簡単にいうと、「こころ配り」です。
・負けたら傷つくな。
・うまくできなかったら、自信を失くすな。
理由はさまざまです。
だからこそ、その感覚を悪者にしないでください。試合直前の不安感を正しく捉え、うまく活用して、実力発揮へと向かうためのステップをご紹介します。
特に、2)のステップは大切です。闇雲に不安になっている人が、絶対的に忘れてしまっている行動です。
ありのままを受け入れる。
「不安になってもいいんだよ、そうなるのはあたり前なんだから」
そんな言葉を自分に囁いてあげましょう。
「あなたの不安な気持ち、わかるよ」と理解を示してあげてください。他人を理解するわけではありません。ただ、自分を理解するのです。とても簡単なことですが、だれもがこのステップを忘れがちです。
次に、今あるもの、もっている技術で戦います。
想像してみてください。遊びでやるゲームでもそうです。
敵を攻撃する武器が、槍や石しかなかった場合、戦いをやめるでしょうか?
ゲームの中では、それらの武器を駆使してゲームをクリアしていくことがほとんででしょう。
そんな子どもたちをたくさん見てきました。
ないもの、つまり足りない技術を補うのは、試合の後です。
その順番を間違えて、ただ不安になり、本来もっている実際の力を発揮できないことほど悲しいことはありません。
さまざまな考え方や、心の中のことを言葉にする術は、全てトレーニングで得られます。
メンタルが弱いとか、強いとかの問題ではありません。
心理スキルを適切な場面で、いかにうまく使いこなすかが「鍵」となります。
つまり、誰しもがプロアスリート並みの考え方や取り組み方を学ぶことができるのです。
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