堀米悠斗選手「1%“も”可能性があるなら」
メンタルトレーニングでは、ポジティブシンキングがよく取り上げられます。
しかし、ただ楽観的に考えるだけではなく、現実に立ち向かいながらも自分に有利な認知をすることが、その本質です。
認知とは、私たちが外界の出来事や情報をどう受け取り、解釈し、理解するかという心のプロセスです。同じ出来事でも、その捉え方や解釈の仕方は人によって異なり、その違いが感情や行動に影響を与えます。
ポジティブシンキングが持つ力は、目の前の現象をどう捉えるかによって大きな差を生み出します。
パリ五輪で2連覇を達成した金メダリストの堀米悠斗選手は、その最たる例と言えるでしょう。
スケートボード競技のラストラン、彼は7位という絶望的な状況に立たされていました。
しかし、彼はただその結果を受け入れるのではなく、『1%“も”可能性があるなら』という強い信念を抱いていたのです。
その結果、彼は大逆転を果たし、金メダルを手にしました。そのときの想いが堀米選手のインスタグラムに残されています。
堀米悠斗選手の成功の鍵は、技術や体力だけではありませんでした。
最も重要だったのは、目の前の状況をどう捉え、自分の内なる力を信じ続けるかという「認知の力」でした。
多くの人が『1%しかない』と感じるところで、彼は『1%もある』と感じ、その可能性に向かって全力を注ぎました。
心から尊敬する選手の一人です。
勝負の行方を左右するのは、実はこの認知の仕方にかかっています。
ポジティブシンキングとは、ただ前向きに考えるだけではなく、状況を自分にとって有利に捉え直す能力なのです。
1%『も』可能性があるなら、それはあなたの「チャンス」です。
1%『しか』可能性がないなら、それはあなたの「挑戦」です。
目の前の現象や事態をどう捉えるかは、まさにあなたに与えられた特権です。
そして、その瞬間、その決断を下せるのは「あなただけ」です。
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